ゴホン! といえばでおなじみの龍角散、
乾燥したこの季節には愛用している人もいるかと思いますが、
昔ながらのたたずまいやデザインが、
効きそう!と感じるブランディングとなっています。
龍角散は200年の歴史を持っているのですが、
現在のパッケージにも明治時代に描かれた
伸びやかで広がりのある「龍角散」の文字と、
生みの親である藤井家の家紋「下がり藤」が描かれています。
爽やかな青とシルバーの色の組み合わせも
スッキリしそうなイメージを与え、
さらにこちらも明治時代から採用されている
アルミ缶でできた商品自体からも
効きそうな雰囲気を醸し出しています。
シンプルで強く無駄なものが無く、古くから変わっていない。
効きそうなデザインの強さは
こんなところに宿るのかもしれません。
ちなみに販売元の株式会社龍角散のマークは
漢字「龍」のツクリを元とした
3匹の龍がモチーフの紋章となっています。
I: 吉浦 萌々子